緑内障手術

緑内障は、視神経が障害され、視界（視野）が狭くなったり、欠けてしまう病気です。40歳以上の20人に1人は緑内障を患っており、比較的多い病気です。

初期は異常に気づきにくいため、気づいたときには既に視野がかなり狭くなっていることが少なくありません。残念ながら、欠けた視野を元に戻す治療法はありませんが、眼圧を下げることで、視野をこれ以上悪化させないように抑えることが期待できます。基本的には点眼治療から開始しますが、効果が不十分であれば、レーザーや緑内障手術をおこないます。緑内障の手術は、病状に応じて、流出路再建術、ろ過手術、インプラント手術などを行います。手術は局所麻酔で30から60分程を要します。